小学生のための彫刻刀の選び方

教材販売店員のJUNBONです。
彫刻刀 全鋼製 付鋼製 どっち
何本入りを選べばいいか?
お答えします。

彫刻刀 選ぶポイント!

全鋼製 付鋼製の違い

構造が違います
全鋼製(ぜんこうせい) 一枚刃 切れ味も強度とも十分 価格は安め 
付鋼製(つけはがねせい) 二重構造 切れ味強度とも十分 長持ちする 研ぎ直しがラク 価格は少し高め

今の版画板はとてもよくできています。
木目がなく反らない板、ちょっとの力で彫れる板が、学校の授業でよく使われています。
どちらを選んでも授業で困ることはありません
結局どっちがいいか?おすすめはこちら
学校の授業のみで使用する場合は、全鋼製
趣味など、授業以外でも使用する場合、付鋼製

何本入りを選べばいい?

三角刀 切り出し刀 丸刀 小丸刀 平刀 が入っています。
学校の授業で使う場合は5本組で十分です。
申込袋の場合は、5本組しか載せていないと思います。

左利き用はありますか?

左利き用もあります。
違いは、切り出し刀だけ刃の向きがちがいます
残りの4本は右きき用と同じ物です。

安全ガードは必要?

取り外しができる安全ガード付きがおすすめです。
取り外しができるので、邪魔な時ははずして作業できます。
取り外しできるか購入前に確認しましょう。
(本体にスライドで内蔵できるタイプもあります)

何年生から使う?

(使用している教科書によりますが)4年生から6年生まで毎年使います。
小学校では版画の授業、6年生の卒業制作などで使います。

使う頻度は?

版画の授業の目安です。
4年生 4~6時間程度
5年生 4~6時間程度
6年生 4~6時間程度

その他、木の工作でも使用。
6年生は卒業制作のオルゴール箱の制作でも使用します。

単品 バラ売りはあるか?

メーカーによってはバラ売りがあります。
(学校から配られる申込袋にバラ売り欄があるメーカーに限ります)
ほとんどの申込袋は、バラ売りしてない状況です。

おさがりでも大丈夫?

大丈夫です。
ずっと使ってなかった物や錆びたものは、研ぎなおして使いましょう。
ちょっと面倒くさいですが、お子さんの安全のために必ず彫ってみてチェックしましょう。
切れる彫刻刀は、少しの力で彫ることができます。
切れない彫刻刀は、どうしても力を入れてしまいます。
切れない彫刻刀はとっても危険です。

まとめ 彫刻刀を選ぶ手順

  1. 全鋼製 付鋼製 を選ぶ
    おすすめの選び方
    授業のみで使う場合、値段が安い全鋼製
    趣味など、授業以外でも使う場合 付鋼製
  2. 5本組を選ぶ
    授業で使うだけなら5本組一択
    滑りにくいラバーブリップが良い
  3. バッグの柄はお子さん選ばせましょう!
    子どもたちが選ぶ基準はここ
  4. 補足:保証が付いてる商品なら、さらに安心です。(5年保証など)
    実際に見本を触れるなら、握った時に滑らない物を選びましょう。

保証のある商品は、

申込袋に こんな感じでプリントされてます。

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